『成長痛⁉』『オスグット⁉』スポーツをやっているお子さんの成長痛について解説!
2022年08月20日
みなさんこんにちは!
すぎうら接骨院 掛川院です!
スポーツをやっているお子さんをお持ちの方!
お子さんが急に『膝が痛い』『踵が痛い』『足が痛い』
そんな痛みを訴える事ありませんか?
原因も分からないし、どうしたら良いか分からない
病院に連れて行っても異常はない・・・
そんな経験をされている方を何人も知っています 😥
それ、実は単純な事が原因で起っているんです!
これを知っているか知っていないかで、その子の競技人生が変わる可能性「大」です!!
そんな中で、本日は成長痛に関して投稿して参りますので
是非最後までご覧下さい!
成長痛とは?
成長痛は主に膝や踵で起ります。
実はどちらも原因は同じなんです!
同じ筋肉を何度も繰り返し使うことで筋肉が固くなります。
そして固くなった筋肉は縮みます!
その筋肉が縮む事で、筋肉が付着している付着部にストレスがかかります。
そのストレスが繰り返しおこると次第に炎症がおこり痛みが発生していく事となります。
ちなみに、それが
膝でおこる場合を『オスグット』
踵でおこる場合を『シーバー病』
と言います!
今回は膝でおこる『オスグット』を例にお話していきます!
オスグットとは?
『オスグット』とは
大腿直筋という、ももの前についている筋肉があります。
骨盤からスネにつく筋肉です。
その筋肉が過度な運動により、付着部であるスネの軟骨を引っ張り続けることで
炎症を起こします。ひどい場合は剥離していってしまいます。
『オスグット』になると
・しゃがめない
・曲げると痛い
・歩くのが痛い、階段の上り下りが痛い
・当たると激痛
・正座ができない
・運動後に痛みが悪化する
などの症状が出てきます。
特にスポーツのなかでも屈伸や急なダッシュやキックの多い
・バレーボール
・バスケットボール
・野球
・サッカー
などのスポーツに多いです。
私の同級性にも、バスケをやっていて、チームでも軸となっていた子が
このオスグットに悩まされていたのをよく覚えています 😥
原因は過度な運動による負荷とそれに伴う大腿直筋の柔軟性の欠如が
合わさる事で症状が加速して行きます。
どうやって直すの?
結論から申し挙げますと
大腿直筋の緊張を取り除く事(筋肉を柔軟にする事)
なんですが・・・
それだけではダメなんです!
実は大腿直筋を固くしてしまうもっと大元の原因があるんです!
原因の原因ですね!
その原因の原因というのは…
『骨盤』にあります!!
まさかと思いますよね!
でも本当なんです!!
骨盤の前側に『腸腰筋』という
肋骨の下から股関節まで伸びている大きな筋肉があります!
この腸腰筋という筋肉は、足を上げる時や体を起こすときに
最初に活躍してくれる筋肉なんです!
体を起こすときなので、ジャンプをするときに少し屈んだ状態からジャンプし始める時も含まれますよ!
なのでこの筋肉が硬くなっていて使えなくなっていたり、弱くなっていたりすると
足を上げたり、体を起こすときに大腿直筋に負担が集中してしまいます!
過度な運動をする成長期の子供は特に大腿直筋に負担がかかりやすいです。
なので、『オスグット』をしっかり直したいのであれば
痛みが出ている膝の部分や、大腿直筋だけではなく
骨盤の前についている『腸腰筋』もしっかりと緩めることが
直すための一番の近道になります!!
どんな治療をするの?
まずはどのくらい炎症があるかをしっかり確認します!
炎症が強い場合はストレッチが逆効果に働く場合があります。
そしてまずは炎症をとる治療を行います!
セルフで行う場合、運動後に膝に熱をもっている場合は
しっかりと冷やしましょう!
その後、『腸腰筋』『大腿直筋』含め関係する筋肉を緩めていきます!
一度オスグットになった場合、ストレッチなどで筋肉を緩めても
正直足りない場合が多いです。
体の部位で痛い所が出てくると
それをかばうために、体の使い方がおかしくなり
パフォーマンスに影響するばかりでなく、ほかの部位に痛みが出ることも
少なくありません。
当院は患部の治療だけでなく、根本的な解決や
症状再発を防ぐ予防法の指導にも力を入れております。
もしお困りのことがありましたら、是非一度ご相談ください。
最後に
今回はスポーツをやっているお子さんに多い
『成長痛』、その中でも『オスグット』についてご紹介しました!
私も野球をやっておりましたが、痛みがあってもずっと我慢をして放置をしていました。
それで痛い目を見たこともあります。
それがあったからこそ、この道を目指そうと決めた訳ですが 🙂
ただ、だからこそ声を大にして言います!
絶対に痛みは放置しないでください!
特に成長期のお子さんを持つご両親は是非気を配ってあげてくださいね!
当院が全力で力になりますので 🙂
以上、最後までご観覧ありがとうございました!